30%発泡ウレタンの長所・短所

30%発泡ウレタンとは

従来の発泡樹脂系の耐熱材には長所と短所があります。
長所には、様々な工夫があり総じて断熱効果が高く、吸湿による断熱効果の低下が少ない点があります。

短所には、化学製品の為に環境負荷が大きく、
ガラスロールやロックロールのような繊維系断熱材に比べてコストがかかる点があります。

他方で、従来の遮熱材にも長所と短所があります。
長所には、輻射熱を反射し夏の暑さに有効で、カッターなどで加工し易い点があります。
短所には、寒さ対策に他の断熱材と併用することが必要な点があります。

30%発泡ウレタン断熱は、従来の発泡樹脂系の断熱材と遮熱材の長所を併せ持った新しい断熱材です。
耐久性や気密性に優れ、軽量な為に建物にも余計な負担をかけません。

30%発泡ウレタン断熱の長所と短所

30%発泡ウレタン断熱は、冬には熱伝導を防ぎ、夏には輻射熱を跳ね返します。
その為、エアコンで調整された温度が屋外に漏れる心配はありません。
その結果、最小限度のエアコンの稼働で、室内を快適な状態に保つことができます。
30年スパンでは、エアコンに使用する電気代を数百万円単位で節約できます。

しかも、30%発泡ウレタン断熱は有害物質を出さないという長所もあります。
シックハウス症候群の原因となる発揮性物質を全く発生させません。
また、30%発泡ウレタン断熱はゴミも軽減させる為に、二酸化炭素の排出も抑えることができます。

このように30%発泡ウレタン断熱は、長所が多く短所が殆どない優れた断熱材です。

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